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老後費用は読めない 長く働き、貯蓄取り崩しを先送り

老後の健康やお金についての不安は永遠のテーマです。介護や医療だけであれば、以前に書いたように、1人800万円程度をメドに考えておけばいいと思います(詳しくは2017年11月2日付「老後最大の不安 医療・介護のお金はいくらかかる?」を参照)。しかしながら、これはあくまで調査に基づいた平均的な金額ということも申し上げました。  特に入居する高齢者施設によってはこんな額では済まない場合があります。専門家に聞くと、高齢者施設は本当に快適に過ごしたければ、かなりの資金を用意しないといけないようです。 ■老後最大の不安は先が見通せないこと  結局のところ、老後最大の不安は先が読めないことなのです。退職金などの蓄えを計画通り取り崩すといっても、それはあくまでも机上の計算であって、将来どうなるかは決してわかるものではありません。  実際、何歳まで長生きするかは誰にもわかりません。自分が考えていたよりもずっと長く生きることはあり得るのです。  だとすれば、一体どうすればいいのでしょう? 結論としては蓄えを取り崩すのは必要最小限にとどめることです。取り崩しに着手するのもなるべく先送りできればベストです。それには長く働き、細々でもいいので収入を得るのが大切です。  といっても、リタイア後は現役時代のような働き方をする必要はありません。総務省の「家計調査報告(家計収支編)2017年平均」によると、高齢夫婦無職世帯(夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみの無職世帯)の年金などによる実収入は月20万9198円、ここから税金や社会保険料を引くと可処分所得は18万958円となっています。  これに対して、消費支出の平均は23万5477円ですから、6万円近く不足します。1年間だと72万円、仮に老後生活を30年間とすると2160万円です。これに医療・介護費の800万円を加えると約3000万円になります。一般的には退職金や貯蓄でこの不足分3000万円を用意しましょう、ということになるのでしょう。
引用:NIKKEI STYLEhttps://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180323-00000002-nikkeisty-bus_all

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